今だから話してみよう・②
(発起人・O)
① やれよ!! 説明書位 読めるんだろう? 「分からない」で済ませるなよ
② 俺は こんなバカと組んだのかよ ここまでバカとは思わなかった!!
③ 毎日、毎日 何やってるんだよ!! 寝てるんじゃないのか
④ どうするんだよ アンタ、この責任どう取るんだよ!!
今更500万で済むかよ!! 俺は1千万で動いている
わざわざ挨拶まで行ったのに嘘をついたのかよ
弟に言った事の責任取らせろよ
弟が出せないというなら、アンタが何とかして後500万工面しろよ!!
⑤ 俺は一旦仲間と決めたら容赦はしない
徹底して厳しくやる だからアンタも覚悟を決めろよ
⑥ アンタ何だよ、
俺が毎晩気を使って種まきしてるのに、ただ酒を飲んで遊んでるとでも思ってい
るのかよ。 経費だろ、立派な。
コーヒーなんかで話がまとまるかよ。
酒の席で気を許して本音出させて、そこから教授やドクター見つけようとしてる
んじゃないか。 出資金半額にするからこうなるんだろう。
文句あるならアンタが講師見つけて来いよ。
⑦ 心理やるのに大学出ていないと話にならない。
カウンセリングするなら福祉の資格も必要になる。
頼むから、最低限 福祉の資格位取ってくれ。
⑧ 絶対触るなよ。
パソコン、デリケートだから壊れたら凄い修理代かかる。
いずれ、教えてやるから絶対触るなよ。
それまでワープロ、練習しておけよ
急変
発起人、Oから浴びせられた人格否定の容赦ない連打。
{余りに残酷過ぎる言葉達は、記していない。 これ以上 過去を酷にする必要もないとの判断である}
心をする者がこんなギスギスしていたら、きっと生徒さんやクライエントさんにも伝わる。
何で、急に変わらはーったんですか?
「ビジネス・仲間として一旦組むと決めたら俺は容赦はしない」
現役 高校、国語の教師。 加えて生徒指導も受け持っていた。
規則は、何があっても守らなくてはいけない、守らない生徒は徹底して鍛え治す、体罰も必要だろう。 だからか、弁が非常にたち攻撃し出すと、暫く続く。
ウンザリする。
Oの豹変ぶり、E氏に話すと、「僕には そんな態度や言葉遣い、一度もないですよ」
そう言えば、E氏とOが二人きりになる事はなかった。
E氏も中学の社会の教師をしており、週1回、土曜日がE氏の出勤日になっていた。
Oは発起人という事もあってか、顔を出せる時は曜日・時間に関係なく常に出勤していた。
Oが泊りの日は、教室が煙草の煙で曇っており暖房最強、汚れた空気と熱気で気分が悪くなった。 シャワーも使っており、浴室水浸し。
時間だから交代すると帰って行き、後始末は当然のように私がする羽目になった。
公私混同していないか?
後日 告げると「アンタの方が私物化しているじゃないか」と、目つきを変えて攻撃してきた。
一言に対し、何倍にして帰って来るのか、しんどくなってくる。
しかし、それらは全て私に向けたものであり、他者に対しては丁寧過ぎるほど丁寧な言葉や態度で見後に接している。
以前私にも向けられていたものであった。
私のバカさが彼には許せなかったのであろう。
「こんなんだったら、俺は降りる」 いつしかOの口癖になっていった。
脅せば私が従うと思っていたのだろう。
飲み代 請求された時、「Oさん、申し訳ないですが、これで最後にしてもらえますか。 今だから言いますが、私 ずっと自腹を切ってきましたので一緒にしてもらえませんか?」
O、キレた。 分かっていたが。
「アンタ!! 俺のやる事が そんなに気に食わないのかよ!! 分かった、そんなに気に入らないなら、俺は今日で辞める。 完全に手を引く」
いや、Oさん、私が降ります。
Oさん発起人だし、先生方も、Oさんが"主"だと理解されて進めていらっしゃる。
ただ、弟には必ず返済して下さいね。 金利は無しにして、と私が交渉しますから。
常日頃、「責任」 「お金」 「ビジネス」 「儲け」 を多発していたO。
返済責任の話が出た途端、「いやいや、乾さん、短気を起こしてはいけない。 俺みたいなムサクルシイ男が残っても集客は出来ない。 今後は外部支援者として、出来る限り応援していくから。 乾さんが残ってくれないと。 弟さんにも宜しくお伝え下さい」
と、勝手に去り暫く連絡の1本も寄こさなかった。
上記の流れを、土曜日 出勤されたE氏に話した。
詐欺にあったようなもの
E氏、「うーん」と腕組みをし暫く考え込み、
「僕、ずっと見てきたんですが、正直言わせてもらうと、乾さん 詐欺にあったようなものだと思っています。」
暫し、彼の意見が続く。
「乾さんが今後も続けられるんだったら、僕は僕の出来る事しか出来ないですけど、スタッフとして一緒に運営していこうとは思っています。」
弟への返済も当然しなければならない。 止めようがそれは弟には関係ない。
E氏は自分の言った事を簡単に覆す人ではない。 言動一致している。
言動一致した事以外はムダに口を開く人ではない。 社交辞令も一切ない。
その彼の言葉を支えに、「続けていこう、せやろ?」 自分に言い聞かせた。
何より、"心理学" に救われた、この "心" なのだから。
O氏は、その後も変わらず物静かに支えてくれた。
彼が天国に召されるまで、、。
そうでしたか・・・
そうだったのですね・・・
そんな、強烈なご経験がおありになったのですね
こういう人いるんです!
私も同じような経験あります。
しかし・・・えげつない!なかなかこんな言葉に匹敵する人はそういませんよね~
壮絶な体験からTACそして・・・現在に至られるのですね
先生のど根性!と、どんな時でも真っすぐな生き方が
歩んでこられた道なのですね
壮大なドラマを観させて頂いているようです。
この続きが凄く気になります。
先生!頑張って下さい‼
森本先生、力強い応援の言葉の数々、ありがとうございます。
本当に文明に弱くて、今頃やっとこの場所に辿り着きました。
今後も、どんどん書いていくつもりです。
読んでやって頂ければ、凄く嬉しいです。
ありがとうございます。